創業から30年以上。
想いは引き継がれ、生き続ける。
昭和60年。
日本のゴム業界はまさに黎明期。
世界のゴム消費量の約12%は日本のもので、
アメリカ、ソ連に次いで世界第3位でした。
様々な会社が生まれる中、
大友ゴム工業は、
創業者である故 井上二百六(ふむお)によって、
福岡県春日市に生まれました。
操業から30年が過ぎ、大友は太宰府市に拠点を移し、
創業者の想いを継いで生き続けています。
人から人へ歴史を紡ぐ。
1965年、ゴムの街久留米にて
日興ゴム工業株式会社の2代目中野勝司の長男として生まれた私は、
全国的に知名度の高い久留米のゴム産業に携わることを誇りに思い、
20歳の時からゴム産業に従事しておりました。
それから20年経ち春日市では大友ゴム工業が誕生。
しかしその27年後の2012年に創立者である井上二六男は
病に倒れまてしまいました。
悲しみに暮れる間もなく、トップ不在となった大友ゴム工業を、
元々親交があった私が引き継ぐ事となり、取締役に就任。
時には周りの方やお客様に助けて頂きながら、
その想いを途切れさせること無く、なんとか今日までやってこれました。
大友ゴム工業は、大手ゴムメーカーの下請けを主に、
自動車部品・電気部品等を製造してきました。
今では、製造品目も多様化し、ロボット部品・医療用部品等、
よりユーザーに近いお客様も増えてきております。
材料配合から、金型設計・生産まで一貫して対応し、
その技術力はあらゆる分野のお客様に満足頂いております。
これからも、社員一丸となりゴム製品を製造し続けていき、
創業者の想いを途切れさせること無く、さらなる発展を目指していきます。
代表取締役社長 中野 英司